2017/03/01

日本コンストラクション・マネジメント協会九州支部 講演

先週末2月24日、コンストラクション・マネジメント協会九州支部にて、講演を行いました。
株式会社 九電工 福岡支店の、立派な会議室を使用させていただきました。

今回は、三代目 J Soul Brothersの福岡ヤフオク!ドーム公演、RADWIMPSのマリンメッセ福岡公演などと日程が重なり、ホテルがなかなか取れないというピンチがありましたが、九州支部の方々のご尽力でなんとか野宿を回避することができました。

テーマは『多様な発注形態の法的分析』でして、私は後半の『事例編』を担当しました。

近年、設計施工一括・性能発注の案件やPFIなど、施工者から見ると、受注時に設計図書が確定していないプロジェクトが増加しており、種々の問題が生じています。

前回のフォーラムでは、性能発注などの大型案件は異業種・乙型JVを組むことが多いので、JVに対する基本的理解を深めようと、JVと絡めてご説明しましたが、種々の理由から九州ではJVの話はしにくい為、今回は事例を多く盛り込みました。


前々回で取り扱った、
・指名型プロポーザルの公募手続の適正性
・高度斜線制限の見逃し
・地盤調査のミス
・コスト超過における設計者の責任
・構造計算ミスを見逃した場合の確認検査機関の責任
・温泉施設におけるガス爆発事故と関連した設備設計者の責任
に加えて、

・コストコ多摩のつり橋落下の事件
・PFIの破綻事例とアットリスクCM、オープンブックの事例
・性能発注のRDFや発電プラント
・開発型証券化の裁判例 
等をご紹介しました。

短時間で多くの事例を紹介し、説明が不足してしまったので、
講演参加者の中でご質問がある方は、お気軽にお問い合わせくださるようお願いします。


翌日は、大学の同級生で『SKA SKA CLUB』のギター 兼 福岡の弁護士でもある塩山乱くんと久山温泉に入ってきました。

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